セビージャ戦から見えるレスターの組織的守備
CLの2ndレグでレスター vs セビージャでの1戦。試合は2-0でレスターが勝利し、ベスト8に駒を進めた。
試合序盤から相手へのプレッシャー、こぼれ球へのアプローチの速さを怠らずセビージャの組み立てを完全制御していました。
その中でも一つ気になったシーン。
セビージャのDF陣がボールを回している時、ヴァーディがまずボールホルダーにプレスをかける。その時、もう1人のCBにマークをあえてつかず、ボランチの位置を消しながら岡崎がカバーに入る。
セビージャの両SBはパスコースに一応入ってるがオルブライトン、マフレズがそれぞれすぐプレスをかける位置にポジションに付いてるためCBはパスをなかなか出すことができない。
セビージャのCBの選手がもう1枚のCBにパスを出した時、カバーに入っていた岡崎がすぐさまプレスをかける。ボランチのパスコースを切っているのでCBはGKに下げるか前はロングボール。GKに下げても結局は前へのロングボールでレスターが2ndボールを拾う。
このハードワークの繰り返しでセビージャの体力を削りながら優位に試合を進めていって自分達の長所の高さや強さで勝負する。
90分間のレスターの卓越したパフォーマンスでセビージャに快勝した姿を見て、次のアトレティコ戦もとても楽しみです。