海外で指導者を目指すサッカー小僧のつぶやき。

The Kicker

【イングランドサッカー協会指導者ライセンス所有】海外サッカー、日本代表などについて思ったこと書いています。

岡崎1G1A!!! "ゲームチェンジャー岡崎" の今シーズン。

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20日、カラバオ杯でレスター vs リバプールの試合が行われた。結果は2-0でレスター勝利

 

後半8分から岡崎が途中投入され、一気に流れを掴む。そして66分、クリアボールをチルウェルが拾い、ゴール前にロブパスを送る。そのボールをモーガン、イボーラと上手く岡崎に落とし、それをうまくトラップし、ゴール左隅に流し込んだ。

 

ゴール以外にも、岡崎が入り、明らかにレスターは流れが変わった。

そして、78分、右サイドで岡崎がボールを受け、横にいるスリマニへ。

もらったスリマニは、左へ上手くコンロトールし、左足で突き刺し2点目。

 

岡崎はこの試合のMOMに選ばれている。

 

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変わって入った岡崎の活躍で、レスターは2-0と下し、リバプールはここ数試合なかなか上手くいかない結果となっています。

 

今シーズンの岡崎は一味違う。

優勝した年、そして昨季と岡崎は持ち前のハードワークでレスターを救ってきた。ブレイクしたヴァーディ、マフレズとともに、レスターの攻撃陣を支えてきています。

 

ただ、ゴール数は1シーズンに4.5点止まり。最前線の一角としては物足りない結果になっていました。

 

今シーズンは、プレミア3年目。ある程度プレミアリーグでの戦い方、レスターの試合の中のクセであったり体に染み付いているのが見てわかります。

 

いつもは、何が何でも追いかけていて、他のチームメイトが付いてきていなく、無駄走りのようなシーンが多かった。

 

しかし、今の岡崎の守備はある程度狙う範囲を決めている。チームメイトも岡崎の守備のスイッチを見て、連動して動くようになってきている。これは岡崎自分自身で勝ち取った信頼である。2年かけて自己犠牲を惜しむことなく、チームプレーに徹してきた岡崎への信頼というものが今シーズン、味方からのある意味 "還元" として返ってきてるのかもしれない。

 

ゲームの開始は、ベンチに座りながらも途中から入り流れを変えるという場面もこれから多くなりそうだが、彼は自ら居場所を確立しつつあります。

 

今シーズンの岡崎は、いつものハードワークに加え、ゴール前での怖さ、数字としての結果が更に付いてくるとするならばレスターをトップ10以上に連れて行くことは可能であり、2018年というW杯イヤーに向けて素晴らしい準備にもなると思っています。