ファンの行為による選手の怪我は許せない!
先日、このサイトでも記事にあげたUEFAスーパーカップでの一戦で、起きてはならないことが起きてしまった。
試合は、PK戦にまでもつれ込み、最後はGKアドリアンがセーブをしてリバプールが勝利を収めた。リバプールの選手たちがセーブをしたアドリアンに駆けつけて、勝利を祝福している最中に、白いTシャツを着た男性がピッチに侵入し、祝福の輪に全速力でアタック。その際に、GKアドリアンの足と接触し、アドリアンは足首を負傷する事態が起きてしまった。
侵入者本人に、怪我をさせる意思があったかは分からないが、あってはならないことで今後の対応を考えていかなければならない。
最近では、W杯決勝や、CL決勝など世界中が注目する一戦でも、度々侵入者がピッチ内に現れて試合を止めるシーンがよく起きている。
他にも、トッテナム所属の韓国代表FWソンフンミンが、代表合宿の際にファンにサインを求められた時に、色紙が目をかすめ、あわや怪我になるという時もあった。
サッカーだけでなく、プロ野球の中日ドラゴンズ所属の松坂大輔選手も、ファンに呼び止められた時に、肩を引っ張られ、負傷するということも。
ファンの行き過ぎた行為によってスポーツ選手たちが、怪我をしてしまうということはまず第一に防がなければいけないことである。簡単なことではないが、スタジアムの警備など含め、より一層選手ファーストの環境が作られて行くことを期待したい。
リバプールは、プレミアリーグ第2節、8月17日の日本時間23:00からサウサンプトンと対戦する。アドリアンの怪我が酷くないことを祈るばかり。