海外で指導者を目指すサッカー小僧のつぶやき。

The Kicker

【イングランドサッカー協会指導者ライセンス所有】海外サッカー、日本代表などについて思ったこと書いています。

2017-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ザックが呈した日本代表の"マリーシアの欠如"

ザッケローニ元日本代表監督が、こう言っている。 「日本はアジアで1位のチーム。素晴らしい技術と持久力を持っている。しかし、世界No.1のチームではない。なぜならフィジカルとマリーシア(ずる賢さ)で劣るからである。」 もうそろそろ、自国の選手を過小評…

"サウサンプトンの攻撃力の向上への道"

サウサンプトンは、今季が始まってからも7試合4得点と相変わらずの得点力不足が続いている。なぜ得点に結びつけることが出来ないのか、今季も85本のシュートを打ち枠内シュートは19本。 しかし、守備はクリーンシート3試合、いまだ5失点と堅守ぶりは発揮して…

第6節 Leicester vs Liverpool 評価

ミッドウィークに対戦した両チームは週末もプレミアリーグで対戦。 舞台は、レスターのホームスタジアム、キングパワースタジアム。 結果は2-3でリバプールの辛勝。 Leicester Schmeichel 6 全体的にノーマルなパフォーマンスも、彼からのフィードは際立って…

"5-3-2と機動力の相性" 成功したコンテとの比較

現代サッカーにおいて、5-3-2、または3-4-3のようなシステムが主流になってきている。 キーパーの前に3人のCBを置き、その両サイドの前の位置にウイングバックを設置する。 昨季、コンテ監督がチェルシーでそのシステムを用いてプレミアリーグで優勝した。 …

ダブルシンジで74得点! 香川、ブンデス37得点で岡崎の記録に並ぶ!

先日のハンブルク戦で香川は久しぶりの先発出場。 24分に香川がゴール前でこぼれ球を詰め、今季初ゴール。香川のゴールもあり、ドルトムントは3-0でハンブルクに快勝。 今回のゴールで香川はブンデス通算37得点を記録。日本人では現レスターの岡崎がブンデス…

「育てきれない日本の課題 " ヤングスターの輩出 "」

昨日、天皇杯での1戦で川崎フロンターレ所属の森本貴幸が人生初のハットトリックを決めました。この選手はここにいるような選手ではないと内心思いながらも何らかの原因があると思っています。 若い頃から高いポテンシャルを持ち合わせた選手は日本にも豊富…

"今季のキーマン" 〜 Part 2 Premier League 〜

前回の記事に引き続き、今度は他のチームから。昨季7位のエバートン。 エバートンからは2人をピックアップ。 まず1人目は、降格したサンダーランドから約42億円で獲得した、GKのジョーダン・ピックフォード(23) 昨季、なかなか勝てなかったサンダーランドの…

岡崎1G1A!!! "ゲームチェンジャー岡崎" の今シーズン。

20日、カラバオ杯でレスター vs リバプールの試合が行われた。結果は2-0でレスター勝利。 後半8分から岡崎が途中投入され、一気に流れを掴む。そして66分、クリアボールをチルウェルが拾い、ゴール前にロブパスを送る。そのボールをモーガン、イボーラと上手…

"リズムを掴む上で不可欠な無難なプレー" の重要性

先日、小林祐希が所属するヘーレンフェーン vs PSVの試合を観て思ったことがあり、それをいくつか書いていきたいと思います。 ポゼッションはヘーレンフェーンのほうが多く、最終ラインから中盤を経由してアタッキングサードまで近づいて行く攻撃をしていて…

"今季のキーマン" 〜プレミア TOP 6〜 第5節終了時

プレミアリーグも5試合が終わり、それぞれのチームの特徴や調子が見えてきました。 そこで、今回は自分なりの今季のキーマンを上げていきたいと思います。今回はトップ6のチームから1人ずつ選出しています。 昨季1位のチェルシーから。今季は補強の出だしは…

"白熱のロンドンダービー"への戯言

お互いに、サンチェス、アザールとエース格をベンチに座らせながらのスタート。試合はチェルシーやや高めのポゼッションで進む展開。 ウィリアンや、セスクが楔でボールを受けてフリックでボールを味方に預けてアーセナルの3バックのコシエルニー、ムスタフ…