「育てきれない日本の課題 " ヤングスターの輩出 "」
昨日、天皇杯での1戦で川崎フロンターレ所属の森本貴幸が人生初のハットトリックを決めました。この選手はここにいるような選手ではないと内心思いながらも何らかの原因があると思っています。
若い頃から高いポテンシャルを持ち合わせた選手は日本にも豊富にいます。
現在では、世界的に注目されている久保建英をはじめ、Jリーグにもたくさんの将来有望選手が所属しています。
今まで、若い頃に注目された選手がそのままトップに登りつめているケースは少ない。
日本代表を背負って戦ってきている長友や香川、本田なども特別注目を浴びてきたわけではない。自分達で這い上がり、自分自身で結果を掴み海外に飛び立ち、活躍しています。
日本は、柿谷曜一朗、森本貴幸、宮市亮など高いポテンシャルを持った選手を大成させることに成功していません。
世界と渡り合うため、日本の底上げをするためには、このような選手達を潰してはならないと感じます。
森本のケースで言えば中学生、高校生の頃からトップでプレーしていたが、特別試合の出場機会に恵まれていたわけではありません。
飛び級での参加は、選手にとって素晴らしい経験が出来るかもしれないが、出場機会を失い、試合勘や、コンディションを失いかねません。
今まで史上最高峰とも言える久保建英という選手をどのように扱い成長させるか。
そしてこれから出てくるであろう有望な選手をどう育て上げるか。
育成のレベルアップは日本の大きな課題であり、これからの日本サッカーにとって最も重要とも言えます。